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タミフルと同じ作用のインフルエンザ点滴治療薬

2019年10月29日
薬を分けている男性

インフルエンザの治療薬として、タミフルが一般的には有名です。
有効性が高く臨床で使用されている薬剤の中では最も歴史があるもので、一時期には飛び降りといった異常行動や自殺企図などがメディアを賑わしたこともあり、医療従事者以外にもほとんどの方がこの薬剤の名前を知っています。
しかし、同様の作用を持つ薬剤であっても、他に様々なインフルエンザ治療薬が発売されております。
5日間吸入する吸入薬や1回吸入すればその効果が持続する吸入薬、他にも点滴薬が市販されており、状況に応じて使い分けされております。
タミフルを含むこれらの薬剤は、同様の作用機序によってその効果を発揮し、有効性や安全性は大雑把には同等です。
その中で、点滴薬は1回の使用で、タミフルを5日間服用するのと同等の効果が認められています。
インフルエンザの症状は高熱や咳、鼻水、くしゃみなどの風邪のような症状と頭痛や筋肉痛、関節痛といった全身性の症状がありますが、重症の場合、内服薬を服用することや吸入薬を吸い込むことが困難になることもあり得ます。
こういった場合には点滴での治療が最も有効です。
あるいは喘息などの呼吸器疾患の持病を持っている方などにも同様の理由で選択されることがあり得ます。
しかし、やはり点滴薬による治療は敷居が高く、インフルエンザに感染したものの、基礎疾患の無いあるいは咳の少ない方であれば、当然内服薬や吸入薬が選択され、点滴薬の使用例はあまり伸びてはいません。
点滴薬はまだ新しい薬剤であり、最近はさらに新しい種類のインフルエンザ治療薬も発売されており、インフルエンザ治療における薬剤の選択肢が広がり、より治療がしやすい環境が整ってくることが予想されます。

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